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農産情報
2024年5月15日 00:00

5月の農産情報

5月8日で新型コロナウイルスが「5類」に引き下がり1年が経ちます。2024年のGWは、引き続きインバウンドによる訪日者数の増加と、国内からの海外旅行者数が2019年時の9割まで回復するなどコロナ禍前の日常が戻って参りました。しかしながら依然、円安傾向となり、4月末には1990年6月以来、約34年ぶりに1ドル155円台に達しました。その他にも、24年物流問題の課題が徐々に浮彫になるなど、流通業界は厳しい状況が続いております。コロナ同様、いち早く業界にとっても安定した日々が戻ることを期待いたします。

《 国内の野菜 》

関 東 >

ほうれん草・小松菜

越冬物について今年は暖冬傾向のため、例年より早い2月中旬から収穫が始まり、収穫と生産は比較的順調に進んでいます。

九 州 >

ほうれん草・小松菜

4月初旬にて収穫、生産は終了いたしました。2月の雨の影響で全体的な生産量は減少しています。

《 中国の野菜 》

< 山 東 省 >

4月 青島地区の最低気温:6℃で最高気温:22℃、平均最低気温:9.87℃となり、平均最高気温は17.17℃でした。例年、4月の平均気温は最低:8.15℃、最高14.86℃のため、例年より平均気温は高く。雨は例年並みです。

人    参

現在は貯蔵原料を使って生産しています。依然として原料価格は高留まりしています。

現在は貯蔵原料を使って生産しています。

た ま ね ぎ

今年の5月下旬に収穫開始予定。作柄は例年並みの予定、原料価格相場は前月より下がっています。

小松菜・青梗菜・春菊

4月中下旬より生産開始。作柄は例年並みです。

青ネギ・ニラ

4月中下旬より収穫生産が開始。6月中下旬収穫終了予定。作柄は例年並みです。

5月上旬より収穫が開始される予定です。作柄は例年並みとなる見込みです。

ほうれんそう

4月上旬頃収穫生産終了。初期の反収は低かったが、気温の上昇に従って例年並みとなりました。山東半島原料収穫生産は、予定通り4月末終了。作柄は例年並みです。

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ほうれんそうの生育状況

< 浙 江 省・江蘇省 >

スナップエンドウ・きぬさや

例年にくらべほぼ1週間遅れで少量の収穫・加工を開始。3回にわたる連続寒波被害を受け、開花率が下がり、収穫時期が短くなるので例年にくらべ減収になる見通しです。

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スナップエンドウ(左)、きぬさや(右)の生育状況

そらまめ

寒波被害はスナップエンドウ・きぬさやほどではないが、反収は減少する見込みです。

いんげん

生育中、面積はやや減少となります。収穫、加工開始は5月末になる見込みです。

えだまめ

生育順調、栽培面積は例年並み。収穫・加工の開始は6月末になる見込みです。

たけのこ

収穫・加工は終了しました。原料価格は安定して昨年のような変動は起きませんでした。

小松菜・青梗菜

収穫・加工中、作柄、原料価格は例年並みで安定しております。

《 諸外国の野菜 》

< ベルギー >

ポ テ ト

中東地域における船舶安全確保の為に、各社スエズ運河を迂回する航路を選択している。迂回により2週間程度の着荷遅延、及び追加サーチャージが発生しています。

< ペルー >

アスパラガス

ファーストシーズンの収穫が開始されました。順調に進んでいます。

< ニュージーランド >

ホールコーン

4月度にて収穫終了。シーズン後半の低温の影響により収穫量は若干減少いたしました。

収穫が開始されました。

< エクアドル >

ブロッコリー

順調に生育中です。

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