- 農産情報
- 2024年8月19日 11:27
8月農産情報
《 国内の野菜 》
< 北海道 >
8月に入り、北海道産野菜の収穫がピークを迎えていきます。7月の帯広地方は35℃を超える日もあり、晴れの日が多く、旱魃気味ではありますが、7月29日にまとまった恵みの雨が降りました。作物は概ね順調に生育しておりますが、今後の天候が鍵となります。
いんげん
7月23日に収穫開始となり、8月2日に終了となります。昨年は豊作でしたが、今年は例年並みの数量となります。虫による被害も少なく、順調とのことです。
えだまめ
播種~葉の成長期間は天気・気温も良く順調に生育していましたが、莢が付き始めてから旱魃気味となりました。今後の天候により莢がどこまで膨らむか見守りたいと思います。収穫は8月中旬を予定しております。
とうもろこし
生育は例年並みに推移しています。昨年は猛暑により、例年より早い収穫開始となりました。今年は早生品種が8月6日頃、中生・晩生品種は8月中旬以降の収穫を予定しております。
じゃがいも
生育は例年並みに推移しています。収穫は9月を予定しております。
にんじん
生育は例年並みに推移しています。収穫は9月を予定しております。
《 中国の野菜 》
< 山 東 省 >
7月 青島地区の最低気温:20℃ 最高気温:30℃、平均最低気温:23.4℃となり、平均最高気温は27.7℃でした。例年、7月の平均気温は最低22.6℃、最高27.5℃のため、例年より平均気温はやや高めで、7月10日からはほぼ毎日雨が降っている状況です。
人 参
山東省の夏原料の収穫・生産は6月下旬に開始、7月上旬に終了しました。作柄は例年並みでした。
な す
収穫は6月26日から9月下旬までの予定で、生産が続いています。7月15日以降ほぼ毎日雨が降っており、日々の収穫量は減少しております。
じゃがいも
7月10日に今季の収穫が終了しました。作柄は例年並みです。各社、貯蔵原料から生産を進めております。
オ ク ラ
7月上旬に収穫・生産開始となりました。7月15日以降雨が降っており、日々の収穫量は減少しております。
冬 瓜
7月上旬に収穫・生産開始となり、9月下旬終了見込です。作柄は例年並みです。
ピ ーマ ン
緑は7月中旬収穫・生産開始となります。赤・黄は8月中旬収穫・生産開始となります。作柄は例年並みです。
ご ぼ う
主要産地である済寧市では、3~6月前半までは雨が少なかったが、その後は雨が多く降っている状況のため、反収は約20%減産の見込です。
<江蘇省・浙江省・黒龍江省>
浙江省地域は梅雨明けし、雨の日は8日間・晴れの日は22日間ありました。最高気温40℃、最低気温は25℃でした。
南 瓜
生育は順調です。収穫・生産開始は9月末頃になる見込です。
えだまめ
浙江省では収穫・生産が終了となりました。江蘇省は収穫・生産の真っ最中です。天候に恵まれたこと・栽培面積の拡大で原料供給は安定しており、原料価格は例年を下回っております。莢付き商品についての生産は一時終了し、これからは剥き商品の生産が中心となります。8月末まで続く見込です。
とうもろこし
生育は順調です。8月中旬の収穫となる見込です。
グリーンピース
収穫・生産は終盤を迎えております。昨年よりNZ産の品種のテスト栽培を実施しており、畑の選出や栽培技術の改良で品質(食感・甘み)は昨年を上回っております。来年は更なる品質の向上と栽培面積の拡大を目指しています。
れ ん こ ん
生育は順調です。収穫は8月末頃の見込です。
な す
収穫・生産の真っ最中です。作柄は例年並みで、原料相場は安定しております。
水 ク ワ イ
栽培開始となりました。
ブロッコリー
栽培開始となりました。
さ つ ま い も
栽培開始となりました。
《 諸外国の野菜 》
< ベルギー >
ポ テ ト
4月の播種時点では雨が多く作付が遅れましたが、その後は順調に生育中です。収穫・生産は8月末~9月初旬になる見込です。
< ペルー >
アスパラガス
ファーストシーズンの収穫はほぼ終了致しました。セカンドシーズンの収穫は8月下旬から9月上旬にかけて開始予定となっています。
< エクアドル >
ブロッコリー
原料状況は順調に生育しており、問題ありません。南米航路におけるコンテナ不足においては、未だ不安定な状況にあります。また、経由港混雑の影響により、スケジュールの遅延が発生しております。