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農産情報
2025年5月15日 15:10

5月農産情報

4月2日に米国トランプ大統領は全ての輸入品に対し10%の追加関税と57の国・地域に対して追加関税を課す相互関税を発表しました。この関税政策は米国の貿易赤字を減少させることを目的にしておりますが、世界経済・流通に大きな影響を与える可能性があります。国内では、ガソリン価格の高騰が続いており流通業界は厳しい状況です。

《 国内の野菜 》

< 関 東 >

ほうれん草

収穫の最盛期を迎えています。しかし、秋作からの生産遅れが最終数量に影響する可能性があります。

< 九 州 >

ほうれん草

4月中旬まで生産を継続しましたが気温上昇とともに抽苔(ちゅうだい)がみられるようになり生産終了しました。大幅な減産となっております。

《 中国の野菜 》

< 山 東 省 >

4月 青島地区の最低気温は7℃で最高気温は23℃、平均最低気温は10.45℃となり、平均最高気温は16.36℃でした。例年、4月の平均気温は最低8.24℃、最高14.98℃のため、例年より平均気温は高く雨は少なかったです。

人 参

作柄は例年並みの予定。原料価格は先月より上がっています。

ご ぼ う

現在は貯蔵原料を使って生産しています。新原料の収穫は5月中旬見込み。原料価格相場は先月より下がっています。

た ま ね ぎ

現在は貯蔵原料を使って生産しています。原料価格相場は前月並みです。

小松菜・青梗菜

4月中下旬より生産開始。作柄は例年並みです。

青ネギ・ニラ

4月下旬より収穫生産が開始。6月中下旬収穫終了予定。作柄は例年並みの見込みです。

春 菊

4月末より収穫生産開始。作柄は例年並みとなる見込みです。

ほうれんそう

4月末収穫生産終了。作柄は例年並みです。

< 浙 江 省・江蘇省 >

スナップエンドウ・きぬさや

収穫・加工を開始。豊作に加え関税の影響で欧米への輸出減少のため昨年より価格が下がる見込みです。

そらまめ

生育順調。欧米向け輸出不振の為、昨年より価格が下がる見込みです。

いんげん

生育順調、栽培面積は例年並み。収穫、加工開始は5月末になる見込みです。

えだまめ

生育順調、栽培面積は例年並み。収穫・加工開始は6月末になる見込みです。

小松菜・青梗菜

収穫・加工中、作柄、原料価格は例年並みの見込みです。

《 諸外国の野菜 》

< ベルギー >

ポ テ ト

昨年大幅に作付けが遅れましたが今年は順調に進んでおります。

< ペルー >

アスパラガス

25年1stCROP引き続き順調に生産しております。

< ニュージーランド >

コーン・ポテト

2月より生産を行っており、3~4ヶ月間生産を行います。

< エクアドル >

ブロッコリー

3月は雨と低温の日が続いており、生育に遅れが生じておりました。4月に入り好転が期待されましたが残念ながらこれまでのところ状況は大きく変わっておりません。気温の低い日が続いていること、雨の日は少なくなったものの曇天のため日照不足で生育が遅れています。

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